(東北の心血管死亡率改善のために)

心血管スクリーニング

いわてABIキャラバンおよびABI啓発活動に関する記事

メディカルトリビューンさんのHPで紹介されました

Q life ヘルスケアニュースさんのHPで紹介されました

国際医薬品情報(2014年2月24日発行 通巻1004号)のセミナー便りで紹介されました

The Doctor(薬事ニュース社 2014年3月3日号)で紹介されました

サンケイスポーツ3月20日 Drサンスポ欄に記事が掲載されました(記事ダウンロード可能)

月刊pumpkin「パンプキン」4月号に記事が掲載されました(記事ダウンロード可能)

岩手日報(2014年3月27日)疾患啓発記事が掲載されました(記事ダウンロード可能)

サンケイスポーツ 3月20日版
0320_サンケイスポーツ.pdf
PDFファイル 940.6 KB
月刊パンプキン 4月号 掲載記事
2014 4月号_pumpkin.pdf
PDFファイル 1.1 MB
岩手日報20140327疾患啓発
20140327疾患啓発対談2.pdf
PDFファイル 2.6 MB

いわてABIキャラバン活動の紹介

下肢と上肢の血圧の比(ABI)は、下肢動脈の動脈硬化性疾患の簡便な検査法です。しかし、それは下肢動脈の話では終わらないのです。なぜなら、下肢の動脈硬化が進行しているような方は、すでに冠動脈や頭頸部動脈の狭窄病変を合併する方が少なくないからです。実際、異常値であるABI<0.9の方の約半数に、心臓病ないし脳血管障害が隠れていることがわかっています。また、ABI<0.9の患者さんの5年生存率は、大腸がんのそれと同等であることが知られています。従ってABIは、非常に得意度の高い心血管スクリーニング検査として応用できるのです。

この検査を様々な形式で啓蒙して参りましたが、実際にこちらから出向いてABI検査を行う=いわてABIキャラバン、という形を思いつきました。

そのささやかな活動の一歩として、盛岡市立病院神経内科の佐々木一裕先生が主催されている、三陸沿岸の震災被災者を対象とした、無料巡回検診に相乗りさせていただくことにいたしました。仮設住宅にお住いの方々に対して血圧脈波(ABI)測定を実施しております。

2013年4月から2014年1月に参加した際には合計1300名以上の受診者の検診を行い、動脈硬化ハイリスクと考えられた方を中心に約300人を対象にABI検査を実施しました。日本脈管学会がABI検査を推奨する対象(70歳以上全員もしくは50歳-70歳で糖尿病もしくは喫煙者)では、全体の1/4がABI<1.0であることが判明しました。

また、未治療、あるいは治療を中断した高血圧患者さんは、仮設住宅在住の受診者の6割以上にのぼることが判明しました。

当科では今後もこのような活動を通じて被災地の支援を継続するとともに、岩手県でのABI検査の普及を目指していく所存です。